血液がんって知ってますか?

こんにちわ、PT.syuです

 

今日は血液がんについて説明します

 

ぼくは今理学療法士として病院で勤務しており、

 

主に血液がんの方に対してリハビリテーションを行っています。

 

 

そこで今日は皆さんについて、主な血液癌について説明したいなぁと思い、この記事を書くことにしました

 

出来るだけ簡単に書いていこうと思いますのでよろしくお願いします

 

まず血液癌と聞いてどんな病気を想像しますか?

 

白血病と答える人が多いのかなぁと思います

 

実際僕も医学の道を進むまではそうでした笑

 

実は、ほかにもあります

 

血液癌の主なものは3つあります

 

白血病

多発性骨髄腫

悪性リンパ腫

 

の三つです。

 

皆さん聞かれたことはありましたか?なかなか聞きなれない言葉ですが、最近はテレビで報道されるようになってきて耳にしたことがある人もいらっしゃるかもしれませんね

 

それぞれ簡単に説明していこうと思います

 

まず基礎知識を説明します

血液はどのような成分があり、どのように作られてると思いますか。

 

血液とは45%が血球、55%が血漿と言われています

 

血球とは、白血球・赤血球・血小板から成り立っており、血漿は水分とフィブリンという出血を止める働きを持つもので成り立っています

 
 血球は骨の内部にある骨髄で血液細胞のもととなる造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)から増殖しながら分化(未熟な細胞が成熟した細胞になること)してつくられます。
図1 造血幹細胞から血液細胞への分化の図

 

血液がんの種類は造血幹細胞から変形する際に、変形する部位で異なります

 

造血幹細胞・白血球ががん細胞になると….白血病

形質細胞ががん細胞になると…多発性骨髄腫

白血球の一部のリンパ球ががん細胞になると…悪性リンパ腫

 

と分類されます

 

それぞれの初期症状

白血病:風邪のような症状。貧血、息切れ、免疫機能の低下

②多発性骨髄腫:貧血、息切れ、免疫機能の低下、骨の痛み、意識障害

悪性リンパ腫:リンパ節にしこり。発熱、体重減少、盗汗。

 

と症状があります。

特徴的な症状はあまりなく、健康診断などの採血で判明することが多いです

 

3つの病気に共通する治療として、化学療法があります

 

化学療法とは、抗がん剤を用いて癌を治療することを言います。抗がん剤には、癌細胞の増殖を抑えたり、再発や転移を防いだりする効果があります。手術治療や放射線治療が、癌に対する直接的・局所的な治療であるのに対し、化学療法では、より広い範囲に治療の効果が及ぶことが期待できるといわれています。

 

治療期間は病気によって異なりますが、半年-1年かかることが多く、病気によっては完全に治癒することなく治療を続ける必要があります。

 

 

 

僕の仕事はこのように治療が長くなり、体力が落ちてくる人にリハビリをして体力が落ちないように一緒に頑張ることです。

 

今日のテーマでこの病気になった方やリハビリを実施する人に参考になればと思います

 

では、この辺で。

読んで下さりありがとうございました

 

 

参照:

白血病の分類:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

多発性骨髄腫 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

悪性リンパ腫 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]