妊娠時の体の変化~反り腰~
はい、どうもこんにちわ、PT.syuです
だいぶ暖かくなってきて春みたいな気温になってきましたね
ただ、今週末には再度冬将軍がくるかもしれないみたいなので皆さん気を付けてくださいね
さて、今日は妊娠期の腰痛について理学療法士の視点で書こうかなと思います
まず、女性は妊娠すると様々な体の変化が生まれます
妊娠三ヶ月頃には「リラキシン」というホルモンが分泌され、そのホルモンが関節や靭帯が緩むように作用します
関節や靭帯が緩むことで骨盤が開きやすくなり、赤ちゃんが生まれやすい体になります
しかし、緩むことで赤ちゃんの出産にとっては良いことですが、妊婦さんにとっては他の部分に負担が着てしまいます
骨盤周囲の靭帯や関節が緩むと、今までは靭帯や関節で支えていた部分を筋肉で支えなければならず、その分筋肉に負担が生じ、筋肉が痛くなったり、骨盤の近くの関節(股関節や膝関節)、腰・肩に負担が来てしまい痛みに繋がってしまいます
整体やマッサージに通うことで一時的にその痛みやだるさが取れることはあると思いますが、そもそもの原因を解消しないと根本からは変化しません。
まずは正しい姿勢に戻せるように筋肉をしっかり使っていくことが重要かなと思います
一番妊婦に多いと言われている反り腰について今日は解説しますね
この画像のようにお腹が前に出て、腰が沿ってしまうという姿勢に妊婦はなりがちです
これは筋肉が弱いとかちゃんとしてないからとかいう理由でなく、上記のホルモンの影響でなってしまうのです
なので無自覚でどんどん反り腰になってしまい、腰痛がつらい...という状況になってしまいます
そこで、今日は反り腰を少しでも防ぐ・改善できるように2つのことをお伝えします
まず一つ目は姿勢を意識してまっすぐにすることです
方法は壁に背中を付けて壁と腰の隙間ができないように体を少し丸めます
このとき肩まで曲がって猫背にならないようにしましょう!
二つ目は猫・犬のポーズです。これは聞いたことある人も多いかなと思います
まず四つ這いになって腰をそる・曲げるを繰り返します
これによって筋肉のストレッチ作用・筋収縮を促すことができ、しっかり体をまっすぐ伸ばすための筋肉を使えるようになります
今日は反り腰とそれを改善する方法について説明しました。
単純ではありますが、効果あると言われている方法なのでぜひ腰痛で悩んでいる方は参考にしてくださいね!
それでは妊婦の皆さんが体の不調を少しでも減らせるように祈ってます!!